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2024.10.22
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「ベータジャケット」の魅力とは?|ゴアテックスの特徴やメーカーのこだわりも詳しく解説

「ベータジャケット」の魅力とは?|ゴアテックスの特徴やメーカーのこだわりも詳しく解説

アークテリクスの中でも人気の高い定番モデル、「ベータジャケット」。
そんな大人気「ベータジャケット」の魅力をたっぷりとご紹介していきます!
ゴアテックス素材の特徴やベータジャケットの機能性・デザイン性に加えて、メーカーのこだわりについても詳しくご紹介しています。


防水・透湿性に優れた、GORE-TEX(ゴアテックス)ファブリックス


用途に合せたレベルの防風性、防水性、水蒸気を透過する「透湿性」を備えた高機能生地。
1枚の生地で出来ているように見えて、実は表生地と裏生地の間に「メンブレン」と呼ばれるフィルム状に挟み込み接着されたサンドイッチ状の生地が、ゴアテックスファブリックと呼ばれています。

○ePEメンブレン

メンブレンとは、「ePE」という素材で作られており、水滴の20,000分の1という非常に微細な孔(穴)を持ち、外からの水滴の侵入を防いでくれます。一方で、身体から放出される水蒸気は通過し生地の外に逃がすため、着用中の汗による蒸れを防いでくれます。
このメンブレンを生地に内包することで、防水透湿性を実現しています。

○表生地

30デニールだった表地を80デニールに変更したことで、軽さはそのままに、耐久性をより高めることができ、これまで以上に長く使い続けることが出来るようになりました。

○裏生地

裏生地には、GORE C-KNIT® Backerを採用。高密度かつ薄く軽量な丸編みの生地なので、非常に柔らかく、表面の質感もなめらか。
さらに透湿性が高く、非常に蒸れにくいのも魅力です。




アークテリクスのこだわり


同じゴアテックス素材の商品でも、メーカーやモデルによって、透湿性の数値や実際に着用した際の蒸れ感の多い・少ないは異なります。
ハードシェルを作る際に、メンブレンを表生地と裏生地で貼り合わせる作業を行うのですが、ここからがメーカーによって異なってきます。

表生地で言えば、どれくらいのデニール数にするのか。さらに、ウェア全体のカッティングやシームテープ(生地と生地の縫い目の部分)なども異なります。
シームテープの部分は透湿性がない部分ですので、この範囲が広ければ広い程、いくらゴアテックス素材を採用したジャケットだとしても、本来の機能や特徴を生かす事は出来ません。

アークテリクスは、ゴアテックスの最大の特徴である「防水透湿性」を最大限に生かすため、シームテープの使用量を極力減らすカッティングや、手間ひまをかけて、出来る限り細いシームテープで縫い目に貼る技術にこだわり続けています。

実際に、ベータジャケットを裏返して見ると、余計な物が付いていないのが分かります。
このシンプルな作りこそが、ゴアテックスの「防水透湿性」を最大限に生かし、快適性に繋がっています。




タウンユースから本格的なアウトドアまで活躍する機能的なデザイン


○自然な動きを可能にする立体構造

製品形状を限りなく人体のフォルムに近づけることによって動きやすく、腕周りなどの可動域がしっかりと確保されているため、着用時の突っ張り感もありません。

○調整可能で薄型のストームフード™

後ろのコードを引くだけで素早く調整ができ、しっかりと頭にフィットします。それにより、視界を遮ることなく、抜群のカバー力を実現してくれます。

○調整可能なドローコード

裾にはドローコードが付いており、シルエットの調整によって雨や風の侵入を防ぐことができます。ベータジャケットは着丈が長めですが、コードを調整することで、好みのバランスにして着こなすことが出来ます。

○袖口はベルクロ仕様で調整可能

袖の長いベータジャケットですが、袖口にはベルクロテープが付いているためサイズ調整していただけます。また、手首にぴったりフィットすることで、防水性・防風性を高めてくれます。

○防水性に優れた、ウォータータイト™ ジッパー

ジッパーの表裏を逆にするという大胆な発想から生まれた止水ジッパー。テープ部分に特殊なフィルムがラミネートされ、微細な隙間からも水滴が入らない仕様になっています。

○ジップ付きラミネートインナーポケット

左胸に内ポケットを装備。スマホや鍵、カードなど、貴重品を収納するのにちょうどいい大きさです。




オンオフ問わず幅広いシーンで使えるスマートなデザイン


ガンマ、アトムなど他のモデルと比べてもすっきりとした見た目で、カジュアル感が出にくく、スーツスタイルにもよく似合います。
スポーツシーンからビジネスシーンまで幅広く着回せるのも魅力です。


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